はい、怒り心頭です。
一言目はこの言葉につきます。
トヨタ工場 2月5日の午後に再開判断
トヨタ自動車は2月1日に、豊田自動織機のディーゼルエンジン不正問題に伴い、グループ会社であるトヨタ車体 富士松工場と吉原工場(愛知県)いなべ工場(三重県)、岐阜車体工業本社工場(岐阜県)の計6ラインを操業停止。
この不正問題については、対象車種はハイエース、ハイラックス、ランドクルーザーなどのグローバル10車種、国内6車種が出荷停止となりました。
この工場停止に伴って、「アルファード」「ヴェルファイア」の生産も停止。
人気車種の2車種の生産停止について、トヨタ自動車からのコメントはありません。
は?!
ありません??!!
作れねぇもんは作れねぇってか?!
国土交通省は1月29日にトヨタ自動織機へ立ち入り検査をし、
豊田自動織機とは?
そもそも、あまり知られていませんが、トヨタ自動車は繊維機械の製造を手がける会社でした。
詳しくは公式HPをご覧ください。
知ってて損は無いと思いますが、知らなくても損は無いかなっと思います笑
豊田自動織機は産業車両や物流、自動車も手がける企業です。
産業ではフォークリフトや高所作業車などを手がけていますが、よく知られる名前は「トヨタL&F」かもしれませんね。
事の顛末
2023年3月17日にフォークリフトや建設機械用エンジンの排気ガス性能に関する国内認証で不正が発覚。
発覚後は外部有識者による特別調査がなされその結果が1月29日に国土交通省などへ報告。
その報告書にまさかの自動車用ディーゼルエンジンも不正が発覚しました。
その報告書には原因が記載されていますが、要するに「報・連・相」がなされていなかったというわけです。
その場しのぎの良い結果を出し、市場に出荷する時には正常値のエンジンを出荷させる。
型式認証制度の骨幹を揺るがす問題とニュースでも言われていますが、そういったことがまさに行われて、国、国民の信頼を失ったわけです。
豊田自動織機 「エンジン国内認証に関する調査結果」 PDF
https://www.toyota-shokki.co.jp/news/item/20240129_release.pdf
まとめ
トヨタ自動車は大企業であり、日本経済の柱でもあり潰れるわけにはいかない企業です。
だからこそ、多くの情報は出さずに必要最低限のことしか発表しないのは株価に響く可能性があるから。。。
ステークホルダーの皆様に多大なご迷惑をおかけしましたっと言うけれど、ステークホルダーすなわち社員、株主、取引先、消費者などにご迷惑をおかけしていると思うのであれば、全力で問題解決と製造遅延をこれ以上伸ばさない努力をして頂きたい。
あとは、販売店へ情報を落とし、関係のある顧客へ情報開示。
今も努力はしているのかもしれないが、目に見える努力をするべきかと思う。
それでなくても、40系アルファード・ヴェルファイアは今年8月までの生産枠が一杯なのだから!
さて、ここでウダウダ言ってても仕方が無いので、ここでお開きとしたい。
そういえば、去年どこかのタイミングで「2年以内に納期正常化をする」と言ってたような・・・。
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